1.開催案内
「第36回 無教会全国集会2024」のご案内
皆さんこんにちは! お元気でいらっしゃいますか。
2020年、2021年度は、思わぬコロナ禍で日本のみならず全世界にまん延する事態の中にあって、私共のこの全国集会も中止のやむなきに至った次第でありました。 2022年度は、ようやく一日間でしたがZOOMというパソコン機を用いての思わぬ対話が可能となり、それを用いてのオンライン自宅参加を基本とし、それが不可の方は今井館にて参加というやり方で『キリストの平和』を主題に75名の参加を得、とりあえず一日間の計画で再開した次第でした。 そして、2023年も『福音に生きる』が主題で、今度はコロナも流行カゼ並みに落ち着いたこともあって、今井館一日間参加を基本と、それが不可の方は ZOOM参加 に切り替えて99人参加で実施できたのでした。 さて、このたびも、昨年(2023年)同様一日間の予定で、今井館で100名参加予定として『ほんとうの平和』を主題に開催することになりました。具体的には「貧困・格差・差別の問題」を考えたく願っております。ぜひ皆さんのご参加を願う次第です。 昨年は、韓国無教会11名の参加を得て、国際的にキリストによる福音の意味を考えたのでありましたが、福音の基盤はキリストによる平和にあり、イエスこそは、人間の罪として避けられない具体的問題を突き抜けた真理としての絶対平和主義者といえましょう。 この地は、だれでも平和を念じつつ戦争が絶えないこと、とくにどの国・誰でも核開発使用が可能の時代にあって、いったんそれを使用すれば、戦争当事国のみならず、地球そのものが破滅にいたる有限の時代に生きています。このような問題も、「貧困・格差・差別の問題」と切り離して考えることはあってはならないように思います。今年はさらに深く「平和の問題」を考えてまいりたいと思います。 聖書講話は旧約学者である月本昭男氏に、主題講演は米国で黒人神学の泰斗ジェームズ・H・コーンに学ばれた、『それで君の声はどこにあるんだ』(岩波書店)の著者である榎本空氏に、特別講演には「阪神淡路大震災被災者に公的援助を『市民=議員立法』実現推進本部(東京)」前事務局長(代表 故・小田実)で在日コリアン2世である玄香実(ヒョン・ヒャンシル)氏に、発題としては若い世代からの声として那須容平氏、浅井慎也氏にご登壇いただけることを感謝しております。ご参加の皆様共々、話し合いを深めてまいりたく存じます。 私達は、心して緑の地球の永続を願い、真の平和をわが身に受け、それを胸に生涯を全うしたく念じるものであります。 2024年7月10日 坂内宗男 ![]() 無教会全国集会準備委員会 坂内宗男(議長)、小舘美彦(副議長)、荒井克浩(事務局長)、飯田順朗、大西 宏 鷲見実三、鷲見誠一、多田義国、土屋真穂、広瀬治基(会計) |