4.開会挨拶


 皆さんよくいらっしゃいました。
 昨年第34回開催は、コロナ禍から3年振りに開催(但し従来の二日間を一日間としてここ新今井館で)いたした次第でありましたが、思わぬ伏兵による援軍『ZOOM参加』によって自宅でも参加可能となり、75名の参加を得て「キリストの平和」の主題に基づき画期的開催が許され、無教会信徒として共に祈り語り会う喜びに満たされたことにあります。
 私自身一昨年の12月、思わぬ交通事故で瀕死の重傷を負い、奇跡的に回復した者として、皆様と相会することが出来、言葉に表せない感謝に満たされている次第であります。
 現実にコロナ禍はまだまだしぶとく拡散している実態にありますが、世界的にそしてわが国でも共生して前に進む政策転換から、自由行動が許されるようになり、昨年同様1日間として本日11月4日(土)、ここ今井館で『第35回無教会全国集会2023』を開催出来た次第であります。
 そのことを踏まえて、このたびは「福音に生きる」をテーマとして、あのパウロが喝破した「わたしは福音を恥としない。福音はユダヤ人をはじめ、ギリシャ人にも、信じる者すべてに救いをもたらす神の力だからです。」(ローマの信徒への手紙1章16節)をかみしめ学びたく願っております。
 また、特筆すべきことは韓国無教会の皆様11名(当初は13名)が日本の無教会全国集会参加を目的に来日されたことです。企画は前からされていたとのことですが、やはりコロナ禍で来日できず、これまた予定より3年遅れての実現となりました。全国集会への外国からの参加は二度目のことでもあり、緊張を覚えるとともに、心からお迎えしたく願っております。韓国無教会は、長い間年2回、しかも長期間合宿にて韓国無教会全国集会を開催しており、わたしも1995年度留学時に参加させていただいたことがあり、その熱心さに心が打たれた体験をしている次第で、共に共通の主キリストを賛美いたし、また主にある友情を分かち合いたく願ってやみません。
 最後に、韓国から参加された皆々様に申し上げます。心からお迎えさせていただきます。
外国でもあり、御心労も深いかとは存じますが、主にある兄弟姉妹として、心安らかにキリスト中心の良き交わりをと期待しております。ありがとうございました。
      (「最後に」以下、再度韓国語で歓迎の言葉を述べさせていただいた。)

2023年11月4日
   無教会全国集会準備委員会
議長 坂内宗男