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11-2.参加者感想 丸山 猛 福島で本当に地元の方々が大変な思いをしながら生きていられる事に改めて気付きました。 福島のことも含め、私は神の国は地上にも作れるのではないかと思っています。 分科会のなかで神の国についてお話しをいただいたのですが、神の国とは、天国だけでなく地上でも作れるのではないかと思っています。 ![]() 地上で作れるというのは、 私は若い頃に福音を受けましたが当初は全く受け入れられず、虚しかったので聖書を読んでいました。ですが奇跡的な箇所を受け入れられず、自身が経験するまで受け入れられなかったのです。そういう私のような足りない人でも神様はずっと私を見ていてくださったという経験があります。
どのような状況の私でも神様はずっと、どの道にいっても、必ず道を戻されるという確信があります。 何故ならそういう経験をしたからです。 補足:③ ホームレスの人達に関して なんとも言えない気持ちになり、浅草駅に向かう途中で一人の屈強そうなホームレスの人が台車に大きなゴミ袋2つに空き缶を沢山積み歩いていました。今頃何をしているのだろうと思い声をかけました。彼がこれから御徒町までこれを売りに行くと言うので、私は、隅田川のところで買い取ってもらい、ご飯も食べさせてくれるのでしょう、と言うと、彼処は買い叩く、御徒町に持っていけば3千円にはなるのに、彼処では2千円程度とご飯一杯に味噌汁だけ。それに盗まれるかもしれないから夜のうちに御徒町に行くと言いました。盗みとかあるのかと聞くと、あると言いました。ホームレスのなかでも盗みがあり、安心できないという事を知りました。 又、ある日、光が丘公園を散歩していて、そういえばホームレスの人達最近見ないなと思い、雑木林の方にいくと一人のお婆さんのホームレスの方が草むらで横たわって身動きもしないので声を何度かかけると、「お願い、人を呼ばないで」と言われ、無力感に襲われました。何もできない事に否応なしに気づかされ、絶望的な気持ちになりました。 補足:⑥補足①:キリスト者相互の愛により神の国がそこに成立する事。 そしてキリスト者から他の人に向けてでる愛により地上での神の国が拡がる事。 補足②:サタンが跳梁ちょうりょう跋扈ばっこし人心を荒廃させ、人をサタンの支配下に 置こうとし、社会を分断している事。 補足③:人間的な愛ではなく、神からいでる愛を私なき愛を伝える事において、人の心が 変わって行く。たとえすぐにキリストを信じなくとも、世の光となって愛が伝わり、それがやがて人の救いに繋がり拡がる事により社会を構成する人々の価値観の変革、 社会文化となり、生けるキリストによる神の国に発展していきます。 補足④:これらは人間的欲望の果てしなさ故で、それをサタンは利用しています。そして彼らは 内心孤独なのだと思います。自らの欲望を求め、使い切れない財産を得ても内面は満た されず、人を服従させても飽き足らず、人の肉体だけでなく魂も含めて自らの奴隷に欲 し、それ故に人間的欲望と恫喝、により人を操り、分断させて統治することで安らぎを 求めています。その為に社会が壊され、多くの人の心を食い荒らし、人を歪ませていま す。そして彼ら自身が気付かずしてサタンへと走っているのです。 補足⑤:知らずに見逃している困窮する人や心を歪ませた人々、自らを頼み、驕り高ぶり、破滅に 向かっている人、希望を失いし人々、その人々に如何に接していくか。自らも含めて。それは生ける神から出でる真実の愛(私無き愛)と赦し、人を裁かず、神によって与えら れた信仰とそれを伝える事だと思います。 補足⑥:ホームレスの方々は様々な事情でそうなっているようです。私が聞いた範囲では、多く の人に無視されていますし、私がその人達の事を言うと、大抵の人が笑います。落伍者 なんだからいいんじゃねとか、人の事に構っていられるかとか、同情する余地もない とか。 しかし、その意見は正しいのでしょうか? |